皆さんは肩甲骨がどのような形をして、どこにあるのかご存知でしょうか?最近は肩甲骨はがしという言葉も流行っているので、ご存知かもしれませんね。
肩甲骨の位置
この肩甲骨の動きというのは非常に重要です。肩甲骨の動きが悪くなってしまうと姿勢が崩れ、肩甲骨のポジションがどんどん悪くなってしまいます。
こうなると肩に必要以上の力が入ってしまいます。これが 「肩こり」というものです。
肩がこる人は必ず肩甲骨の動きが悪くなっています。
また、それに伴い肋骨の動きも悪くなってしまうため、呼吸が浅くなってしまいます。結果、疲れやすい体になってしまうんですね。
肩甲骨は自由に動く
肩甲骨というのは逆三角形の形をしていて、肋骨の上にのっかっている状態です。動きが悪くなってくると肋骨に張り付いたようになってしまうため、肩甲骨をはがして自由に動かせるようにする必要があるわけです。
最近はテレビや本でいろいろと紹介されていますが、肩甲骨というのはあまり動きが悪くなってしまうと自分で肩甲骨はがしを行うことが難しくなってしまいます。ですのであまり肩甲骨の動きを感じられない方はご相談いただければと思います。
肩が楽に上がる
肩甲骨に動きがでてくると、「りきみ」がとれるので肩が非常に軽く感じられます。また、肩の可動域がよくなるので、スムーズに肩が上がるようになってきます。
姿勢も改善され、肋骨の動きも広がってくるので呼吸が深くなり、睡眠の質もあがってきます。
このように肩甲骨の動き一つで体の状態かどんどん変わってきます。
以前に肋骨は6本だと思っている人がいました。肋骨=六骨と思っていたのでしょう。ですが、体に興味がなければそんなものなのかもしれません。ちなみに肋骨は12本あります。
ご自分の体に興味を持ってほしいと思います。
肩甲骨の動きを意識して動かしてみましょう!
セルフチェック
腕を伸ばしたまま肩が耳のそばまで上がりますか?
この動きはできているようで、できていないこともあります。
肩甲骨の動きが十分でないと、腰を反り過ぎているかもしれません。これは代償作用といわれるもので肩甲骨の動きの代わりに背骨が動き過ぎてしまっていることです。このような方は腰痛になる可能性が高まるので注意してください!
肩甲骨はがしのための体操も丁寧に指導しますので、ぜひご相談ください。
肩甲骨の動きが変わると肩の動きはよくなります。
しかし、肩こりや頭痛などが完全によくなるわけではありません。
右側の肩ばかり凝る、左を向くと首が痛い、こういった経験はないでしょうか?
身体のバランスが大事
片方の肩ばかり凝るという人は身体全体のバランスを調整する必要があります。
骨盤のゆがみや股関節の動きの左右差など、身体のバランスが崩れている原因にアプローチしていく必要があるのです。肩が凝るから肩だけ、首が凝るから首だけを施術していても根本的な解決にはなりません。
慢性的な症状でお悩みの方は身体のバランスを調整するといいかもしれませんよ。
肩甲骨の動きを意識してやってみましょう!